メールサーバ移管によるIMAPメールデータの移行方法

WEBサーバ移管をする際メールサーバが含まれる場合、利用しているPCでIMAP形式でメールの設定をしていると新サーバに移行した後、過去のメールデータが全て消えてしまいますのでメールサーバのメールデータを移行する必要があります。
今回は、メールサーバ移管によるIMAPメールデータの移行方法についてご説明します。

MailStore Homeアプリでメールデータをバックアップする

以前の記事でMailStore Homeアプリをご紹介しましたが、このアプリを使えば旧メールサーバにあるメールデータをバックアップして新サーバにリストアすることも可能です。まずは、MailStore Homeアプリをインストールしていない方は以下のページからダウンロードしインストールしてください。

MailStore Homeをダウンロードする

MailStore Homeアプリを起動し「Eメールのアーカイブ」をクリックします。

「Eメールのアカウント」の「高度」をクリックし、プルダウンメニューの「IMAP メールボックス」をクリックします。

IMAP メールボックスをアーカイブの設定で旧サーバのメールアドレスの情報で設定をします。

  • メールアドレス・・・メールアドレスを入力
  • ホスト・・・-ホスト名(POPメールサーバ)を入力
  • アクセス方法・・・IMAPを選択(メールサーバにより異なります)
  • ユーザ名・・・メールアドレスを入力(メールサーバにより異なります)
  • パスワード・・・メールパスワードを入力

設定して一度「テスト」ボタンをクリックして接続できるかテストします。
以下のように、「接続が確立されました。」と表示されましたら「OK」をクリックし「次へ >」をクリックします。

高度な設定は変更せずに「終了」ボタンをクリックします。

新規プロファイルが作成されたメッセージが表示されますので「OK」ボタンをクリックします。

現在のステータスが「実行していません」となっていますので「実行」ボタンをクリックしメールデータをバックアップします。

アプリ内にアーカイブ(バックアップ)作業が始まります。

終了すると以下のような画面になりますので「閉じる」ボタンをクリックしてください。

「マイアーカイブ」を展開してメールデータがバックアップできているか確認します。

サーバの移管と新サーバのメールの設定をする

次に、旧サーバから新サーバへサーバの移管をします。新サーバにネームサーバの変更やのメールアドレスの設定がありますので契約された新サーバの情報に合わせて変更・設定をしてください。ネームサーバの変更後新サーバにアクセスできるまで一定時間かかります。

新サーバへアクセスできるようになりましたら、お使いのPCのメールアプリで新サーバに合わせてメールの設定をします。この時、新規アカウント設定ではなく既存のアカウントを変更した場合、旧サーバのメールデータはすべて消えます。アカウントを変更の場合は自己責任で行ってください。
今回使用するメールアプリは、Thunderbirdを使ってインポートし新サーバにメールをリストアします。

メールアプリにメールデータをインポートし新サーバにリストアする

MailStore Homeアプリの「Eメールのエクスポート」をクリックし「Eメールクライアント」の「Mozilla Thunderbird」をクリックします。

「Mozilla Thunderbirdにエクスポート」のバックアップ / エクスポートの対象のフォルダを選択し「次へ >」をクリックします。

「Mozilla Thunderbirdにエクスポート」の設定で、「プロファイル」は「default-release」を選択し「次へ >」をクリックします。(お使いの環境で異なります)

新規プロファイルが作成されたメッセージが表示されますので「OK」ボタンをクリックします。

現在のステータスが「実行していません」となっていますので「実行」ボタンをクリックしメールデータをエクスポートします。

Thunderbirdへエクスポート作業が始まります。

終了すると以下のような画面になりますので「閉じる」ボタンをクリックしてください。

Thunderbirdを開きローカルフォルダを展開します。「MailStore Export」のフォルダにエクスポートされたメールデータがある事を確認します。
「INBOX」フォルダ内のメールデータが旧サーバの受信トレイのメールデータです。このメールをすべて選択(Windowsの場合Ctrl + a)し受信トレイへドラッグアンドドロップします。
受信トレイのデータのリストアが終了したら次に、送信済みトレイのデータデータをリストアします。「Sent」フォルダ内のメールデータが旧サーバの送信済みトレイのメールデータです。このメールをすべて選択(Windowsの場合Ctrl + a)し送信済みトレイへドラッグアンドドロップします。この時、「送信済みトレイ」がない場合は、メールを作成し送信してください。そうすると、新サーバのメールサーバに「送信済みトレイ」が作成され表示ます。

以上でメールデータのリストアが完了です。

傷だらけのノートPCの天板を修復する

長年使いこんだノートPCは、不注意や扱いを雑にすると外装に傷が付きます。また、ネットのオークションで中古のPCを購入した時思っていた以上に傷が付いていることもあります。今回は、中古で購入したノートPCで傷だらけの状態が修復できるか行ってみます。

下写真が今回修復するノートPCです。天板を地面につけて擦り付けたかのような目立つ傷が見られます。幸いこのPCの天板は、クリアーコーティングされているのでコンパウンドを使って傷を研磨できそうです。ここで注意点としてThinkPadのようなマット塗装が施されているPCや、塗装が剥げてしまっているようなPCでは修復出来ませんので天板の状態や塗装をご確認ください。

コンパウンドを使って天板の傷を研磨する

使用するコンパウンドは、99工房のコンパウンドトライアルセットで細目・中細・極細と研磨力が異なるコンパウンドが3種類セットになったものです。研磨する前に天板などの研磨する場所を濡れたウエスなどで埃や汚れをふき取ってください。

まず「細目」のコンパウンドを使い傷や汚れを研磨します。柔らかい布を推薦していますが今回はキムワイプを使いコンパウンドを適量付けます。

均等に力をかけながら磨きます。

研磨が終わったら乾いたキレイなタオルで拭き上げます。細目のコンパウンドで大きな傷は取り除けましたが、細かい傷が全体に付きつやがなくなった感じです。

次に「中細」のコンパウンドを使い「細目」で出来た磨き跡を研磨します。「細目」と同様に適量をキムワイプに付け均等に力をかけながら磨きます。

研磨が終わったら乾いたキレイなタオルで拭き上げます。中細のコンパウンドで全体付いた細かい傷が取れてきましたがまだつやが足りないようです。

「極細」のコンパウンドを使い「中細」で出来た磨き跡を研磨します。適量をキムワイプに付け均等に力をかけながら磨きます。

研磨が終わったら乾いたキレイなタオルで拭き上げます。極細のコンパウンドで細かい傷が少なくなりつやが戻ってきました。

最後に綺麗なウエスを濡らして全体をふき取ります。白っぽい磨き跡が残る場合は、液体コンパウンドで仕上げるとさらに綺麗になります。

修復後の写真が下写真です。最初の写真と比べると目立つ傷がほとんどなくなって全体的につやが出ているのがわかります。写真では効果が分かるようにライトを直接当てて反射させているので細かい傷があるように見えますが、日常使うような光の当たり具合ではほとんど気にならない程の使用感の天板に戻ったように思えます。

ワイヤレス機能のないノートPCにワイヤレス機能を追加する

ワイヤレス機能のないノートPCにワイヤレス機能を追加するには、USBドングルで追加できますがワイヤレスLANとBluetoothの2つを追加するにはそれぞれのUSBドングルが必要となります。USBポートを2つ塞ぐ上ワイヤレスの感度もよくありませんので内蔵タイプのワイヤレスカードとアンテナを取り付けることでワイヤレス機能を追加してみます。

ワイヤレスカードが取り付けられるか判断する

まず始めに注意事項としてPCを分解するとメーカー保証がなくなり故障の原因となりかねませんので、分解はあくまで自己責任で行ってください。
ノートPCを分解してワイヤレスカードが取り付けるスロットがあるか確認します。今回使用した機器は、富士通 LIFEBOOK S935/K を使って確認します。

メモリーとバックアップ電池の間にスロットがありワイヤレスカードが取り付けられるスペースがあります。このスロットはM.2タイプですのでM.2 / NGFFタイプのワイヤレスカードとMHF4タイプのアンテナを選び購入します。

ノートPCの機種によりスロットの形状が異なりますのでコネクタにあったワイヤレスカードとアンテナを選ぶ必要があります。主なスロットの形状には以下のタイプがあります。

  • M.2 / NGFF
  • ミニPCI-E

さらに、ワイヤレスカードによりアンテナのコネクタ端子が異なります。主なアンテナのコネクタ端子のタイプは以下の通りです。

  • MHF4
  • U.FL

ワイヤレスカードとアンテナを取り付ける

まずワイヤレスカードをスロットに挿入してネジ止めします。
アンテナの取り付けは液晶パネルの上部に付けますのでアンテナケーブルが取り付けた際に長さが足りるか試しに仮置きしてみます。下写真のようにアンテナケーブルをそれぞれのヒンジを経由してワイヤレスカードに繋ぐことが出来そうですが、実際は液晶のケーブルが通るヒンジには隙間がなくアンテナケーブルは通すことが出来ませんでした。片側のヒンジにアンテナケーブルを2本通す方法で取り付けてみます。

液晶パネルのフレームを外しアンテナとケーブルを取り付けます。アンテナは液晶上部の両端に配置するのが理想的ですが、今回のケーブルは2本とも同じ長さでぎりぎりの長さですので通すヒンジ側に寄せてアンテナを取り付けケーブルを配置しました。

液晶パネルのフレームを組みなおし各ケーブルがヒンジの穴からきれいに出ているか確認します。

液晶パネルの部分を本体のベースに組み戻します。各ケーブルを元のコネクタに接続し、アンテナケーブルをワイヤレスカードに接続します。この時、指で押し込むと指の柔らかさでまっすぐ押し込めずにコネクタを破損する可能性がありますので細かい作業の出来る工具を使って上から下にまっすぐ押します。今回は先がセラミックの精密ドライバーを使いました。

コネクタはカチッとハマる感覚がありますのでその感覚がある事を確認し軽くケーブルを引っ張ってみます。ケーブルが抜けないようでしたら成功です。下写真のようにコネクタに接続できていればOKです。最後に他のケーブルが正しく接続されているか確認しボトムケースを組みます。

ワイヤレスカードのドライバーをインストールする

Windowsを起動し有線LANケーブルを繋ぎインターネットに接続できる環境にします。
デバイスマネージャーでワイヤレスの機能が動作しているか確認します。下図のように「ネットワークコントローラー」が動作していないデバイスがある場合はそのデバイスの上で右クリックしドライバーの更新を実行してください。

ドライバーの更新でインストールできない場合は、インテルドライバー&サポート・アシスタントを使ってドライバーのインストールを行います。
インテルドライバー&サポート・アシスタントのページを開き「今すぐダウンロード」をクリックしてインテルドライバー&サポート・アシスタントをダウンロードしてセットアップを実行しインストールします。

https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/support/detect.html

インテルドライバー&サポート・アシスタントを起動すると下図のように更新可能なソフトウェアがある場合は、ダウンロードしインストールを行ってください。ドライバーのインストールの後は必ずOSを再起動します。

ドライバーのインストールが正常に完了すると下図のようにワイヤレスネットワークが利用できるようになります。ワイヤレスLANを確認するために、ご利用のSSIDに接続し正常に接続出来ているかご確認ください。Bluetoothも正常に接続できるかBluetooth機器に接続しご確認ください。

ワイヤレスネットワークに接続できない時や電波が弱い場合

ワイヤレスネットワークに接続できない場合は、ハードウェアの問題かソフトウェアの問題かを見極める必要があります。
デバイスマネージャーでワイヤレスカードのデバイスを正しく認識している場合は、アンテナケーブルのコネクタがが正しく接続出来ていなかったりケーブルが切れているなどハードウェアの問題が考えられます。
デバイスマネージャーでワイヤレスカードのデバイスを認識していない場合は、ソフトウェアの問題が考えられますのでドライバーを再インストールしてみてください。ワイヤレスカードのデバイスが全く表示されていない場合は、BIOSで無効になっている場合があります。BIOSを開き内蔵デバイスの設定を確認して無線LANデバイスやBluetoothが「使用する」になっているか確認しなっていない場合は「使用する」に変更し保存します。

電波が弱い場合は、アンテナの位置を変えてみると感度が上がる場合があります。今回の取り付けでアンテナの設置場所を色々試してみましたが、マザーボードのあるボトム部分に取り付けると極端に電波が弱くなりました。アルミ筐体のボディが電波を弱めている可能性が高いのですが、電波が干渉していたり熱の影響もあるのかもしれません。液晶パネルのフレーム部分はプラスチック筐体ですので電波を弱めることもほとんどありませんし、液晶パネルとカメラの部品しかありませんので電波の干渉も少ないのではないかと思われます。アンテナは取り付ける前に感度の良い場所を見つけてから取り付けることをお勧めします。

ノートPCのバッテリーの情報と状態を確認するコマンド

ノートPCを長年使用していると以前よりバッテリーの持ちが悪くなったような気がすることがあります。このような時バッテリーの状態を数値で知ることが出来るコマンドがあります。そのコマンドが「Battery Report」です。今回は、この「Battery report」の作成と見方の手順をお教えします。

「Battery report」の作成と見方

「コマンドプロンプト」を管理者として実行します。「コマンドプロンプト」はスタートメニューにあるWindowsシステム ツールの中にあります。管理者して実行するには、「コマンドプロンプト」の上で右クリックし「その他」→「管理者として実行」をクリックします。

コマンドプロンプトが開きましたら以下のコマンドを入力しエンターを押します。

powercfg /batteryreport

バッテリ寿命リポートの保存先のパスが表示されますのでそのパスをエクスプローラーで開き「battry-report」ファイルを開きます。

「battry-report」ファイルはHTMLファイルですのでこのファイルを開くとブラウザが開き以下のように表示されます。

「Installed batteries」の内容からバッテリーの状況や充電回数を知ることが出来ます。

  • DESIGN CAPACITY → 仕様上のバッテリー容量
  • FULL CHARGE CAPACITY → 満充電した時のバッテリー容量
  • CYCLE COUNT → 充電回数
    ※CYCLE COUNTは、ドライブの交換などをしてOSを初期化をすると「-」と表示され充電回数が分からなくなります。

上図の「Battery report」からすると充電回数は少ないように見えますが満充電した時のバッテリー容量が仕様上のバッテリー容量に比べて半分近くになっています。そろそろバッテリーの寿命が近づいていることが分かります。

一般的にノートPCのバッテリーは充電回数が約500回でその回数を超えるとバッテリーの容量が仕様より半分ほどに劣化します。充電をしても100%にならない場合やバッテリーでの使用時間が明らかに減ってしまった場合はこの「Battery report」を確認してバッテリーの交換が必要かを判断しましょう。

Windowsのパスワードをchntpwでリセットする

Windowsのユーザでパスワードを設定して使っている方も少なくありませんが、ログインする際のパスワードを忘れてしまうことがあります。また、友人からPCを譲ってもらった時にWindowsを初期化して使おうとしても管理ユーザーのパスワードが分からず初期化できない事があります。このような時に、Linuxのコマンドで「chntpw」を使ってWindowsのパスワードをリセットする方法を今回はお教えいたします。

リセットできるパスワード

  • Windows10、8.1 のローカルユーザーパスワード
  • Windows7 のユーザーパスワード

Ubuntuを使ってWindowsのパスワードをリセットする

WindowsのパスワードをリセットするPCにUbuntuのインストールUSBメディアを挿し起動します。UbuntuのインストールUSBメディアがない場合は、「WindowsでUbuntuのインストールUSBメディアを作成する」のページをご参考の上作成してください。
Ubuntuを起動し「ソフトウェアとアップデート」のアプリを起動します。

「コミュニティによってメンテナンスされているフリー/オープンソースソフトウェア」にチェックがあるか確認し「閉じる」をクリックします。

次に「端末」のアプリを起動します。

以下のコマンドを入力し「chntpw」をインストールします。

sudo apt install chntpw

「ファイル」のアプリを起動します。
「+他の場所」からWindowsがインストールされているボリュームを選択します。

「Windows」→「System32」の順にフォルダを開きます。
「config」フォルダを探して右クリックして「端末で開く」を選択します。

「端末」が起動したら以下のコマンドを実行します。

sudo chntpw -u リセットするユーザ名 SAM

User Edit Menuが表示されますので「1」を入力しエンターをクリックしてパスワードの消去を実行します。

パスワードの消去が実行され再度User Edit Menuが表示されますので「q」を入力しエンターをクリックして終了します。

ファイルの書き込みをするか尋ねられるので「y」を入力しエンターをクリックして書き込みを行います。

Ubuntuでのパスワードのリセットは終わりましたのでUbuntuを終了するため電源オフを実行します。

PCの電源を入れWindowsを起動するとパスワードの入力をしなくてもログイン出来るようになりました。

購入した新しいPCに使用していたPCのクローンをして成功する方法-2020年版

新しく購入したPCは、最新のCPUを搭載しておりBIOSがUEFIでストレージのパーティションもGPT形式です。最新のCPUは、UEFI起動のみサポートしてLegacy起動ができなくなっており従来のクローン方法では失敗します。さらにセキュアブートが有効となっている場合、セキュアブートを解除せずにOSのインストールやストレージを交換すると全く使えなくなることもありますので慎重に作業しなければなりません。そこで今回は、購入した新しいPCに使用していたPCのクローンをして成功する手順をお教えいたします。なお、今回のクローン方法は購入したPCのメーカー保証の対象外になりますので各自自己責任で試してください。

クローン手順

購入した新しいPCに使用していたPCのクローンを行うには以下の手順を行ってください。

  • セキュアブートを解除する
  • 起動ドライブ(Cドライブ)のパーティションクローンをする
  • ブート領域の修復を行う
  • ドライバのインストールを行う
  • アプリの認証や動作確認を行う

セキュアブートを解除する

新しく購入したPCを起動しBIOSの画面を開きます。今回使用したPCは、HP Pavilion Desktop 595 ですので電源ボタンを押した直後にF10を押してBIOSを起動します。(※メーカーや機種によってBIOSの起動方法・セキュアブートを解除の方法は異なりますのであくまで参考程度にご覧ください)
セキュリティタブの「安全なブートの構成」を開きます。

続行するか確認の画面が表示されますので「F10」をクリックし了解します。

安全なブートを「無効」に、キー管理の安全なブートキーをクリアするを「クリアする」に変更します。
「F10」をクリックし了解します。

ファイルタブの「変更を保存して終了」をクリックします。

オペレーティングシステムブートモード変更の画面が表示されますので「変更を完了する」に示されている4桁の文字を入力しエンターキーを押して変更を完了してください。

新しいPCの起動が始まりますので正常に起動したことを確認しシャットダウンします。

起動ドライブ(Cドライブ)のパーティションクローンをする

セキュアブートを解除した後はストレージを取り外しても問題ありませんので取り外して作業用のPCでクローンを行います。メーカー保証対象外になるなどの理由でストレージの取り外しができない場合は、新しいPCでWindows PEを起動しクローンする方法もあります。今回は、Windows PEを起動してパーティションクローンを行ってみます。

Windows PEのUSBメディアがない場合は、AOMEI PE BuilderをダウンロードしてUSBメディアを作成してください。

https://www.aomeitech.com/pe-builder.html

使用していた古いPCからストレージを取り出しSATA – USB変換アダプタなどを使って新しいPCに接続します。

新しいPCに作成したUSBメディアを挿します。電源を入れて「F9」をクリックし「ブート デバイス オプション」を開きUSBメディアから起動してください。(※メーカーや機種によってブートデバイスオプションの起動方法は異なります。)
AOMEI Backupperを起動します。「Clone」のタブをクリックし「Partition Clone」をクリックします。

Source Partition (ソースパーティション)を選択します。今回は、ディスク3のHドライブを選択しました。間違いがないか確認して「NEXT」をクリックします。

Destination Partition (ターゲットパーティション)を選択します。今回は、ディスク0のCドライブを選択しました。間違いがないか確認して「NEXT」をクリックします。操作の続行の確認が表示されますので間違いがないか確認の上「OK」をクリックします。

操作の概要の画面になりますので新しいPCのストレージがSSDの場合は、「SSD 4KAlignment」にチェックを入れて「Start Clone」をクリックします。

パーティションクローンが始まります。パーティションの容量や転送速度によってクローン時間は変わりますが30分~3時間ほどでクローンが完了します。

クローンが完了しましたら一度シャットダウンをして接続しているUSB機器を取り外します。
新しいPCを起動してみます。正常に起動できれば完了ですが、ほとんど場合は以下のように自動修復が始まります。

「自動修復でPCを修復できませんでした」と表示された場合は、「シャットダウン」をクリックしてブート領域の修復を行います。

ブート領域の修復を行う

新しいPCにWindows10のインストールUSBメディアを挿し電源を入れて「F9」をクリックし「ブート デバイス オプション」を開きUSBメディアから起動してください。(※メーカーや機種によってブートデバイスオプションの起動方法は異なります。)
Windows10インストールメディアがない場合は、以下のページからインストールメディアを作成してください。

Windows10 インストールメディアを作成する

Windowsセットアップの画面が表示されましたら「次へ」のボタンをクリックします。

「コンピューターを修復する」のテキストをクリックします。

オプションの選択の画面が表示されますので「トラブルシューティング」をクリックします。

詳細オプションが表示されますので「コマンドプロンプト」をクリックします。

diskpartを実行しブート領域のドライブにドライブレターを付けます。

diskpart
diskpart> list volume
diskpart> select volume 〇 (ボリューム番号)
diskpart> assign letter=b: (Bドライブとして割り当て)
diskpart> exit

次に、BCDを再構築します。

c:> cd /d b:\EFI\Microsoft\Boot
b:\EFI\Microsoft\Boot> ren BCD BCD.bak
b:\EFI\Microsoft\Boot> bootrec /Rebuildbcd
b:\EFI\Microsoft\Boot> bootrec /fixboot
b:\EFI\Microsoft\Boot> bcdboot c:\Windows /l ja-JP /s b: /f ALL 
b:\EFI\Microsoft\Boot> exit

※bootrec /fixboot を実行した時に「アクセスが拒否されました」と表示されることがありますが無視しても問題ないようです。

シャットダウンして新しいPCから起動の確認を行います。以下のようにようこその画面まで起動ができましたらクローン完了です。

ドライバのインストールを行う

Windowsが起動しましたらデバイスマネージャーを開きドライバーが動作しているか確認します。ほかのデバイスに「!」マークのあるものはドライバーがインストールできていませんのでドライバーのインストールを行います。インストールができていないドライバーをダブルクリックしてプロパティを開きます。「ドライバーの更新」をクリックしドライバーの検索方法の「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」をクリックします。
インストールができていないドライバーが複数ある場合は、特定のドライバーがインストールできてからでないとインストールできないドライバーもあります。インストールができない時は何度かインストールを試してください。
ほとんどの場合ドライバの更新でインストールできますが、数回ドライバの更新してもインストールできない場合は、メーカーサポートサイトから対応するドライバをダウンロードしてインストールしてください。

アプリの認証や動作確認を行う

最後にインストールされているアプリの認証と動作を確認します。マイクロソフトのオフィスやアドビ製品、ウイルス対策アプリ、会計アプリなどでPCごとに認証が必要なものは新しいPCでは認証が解除されていることがあります。この場合は、古いPCを起動させて一度アプリの認証を解除してから新しいPCで再認証する必要があります。アプリによって様々ですのでアプリの認証はアプリメーカーの指示に従って各自自己責任で行ってください。認証ができましたら動作チェックをして正常に動作するか確認してください。

複数のPCでマウスとキーボードを共有するアプリ Mouse without Borders

複数のPCを1つのマウスとキーボードで操作ができたら便利なのではと思い検索してみるとUSBタイプのリンクケーブルは見つかるのですが、以前もこのリンクケーブルは使用してみてみましたが今一つだったので他の方法を探していました。アプリだけで複数のPCを操作ができる「Mouse without Borders」を発見し、しかもこのアプリはMicrosoft製でフリーソフトなので早速インストールをして使ってみました。

Mouse without Borders とは

Mouse without Bordersは、最大4台までの複数のPC間でマウスとキーボードを共有するアプリです。 その他にも画像やテキストのクリップボードのデータを共有したり、ファイルを他のPCにドラッグアンドドロップしてコピーすることもできます。

Mouse without Borders をインストールする

まずアプリをインストールの前に共有するPCすべてが同じネットワーク上にありネットワークプロファイルが「プライベート」になっていることを確認してください。さらに、ネットワークの共有オプションで「ネットワーク探索を有効にする」になっていることを確認してください。

Mouse without Borders は、Microsoft Download Centerのサイトの以下のURLからダウンロードします。

https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=35460

ダウンロードしたファイルを実行しインストールを開始します。
Welcome to Mouse without borders の画面が表示されますのでプライバシーを確認の上「Next」ボタンをクリックします。

ライセンス条項を確認し「I accept the terms of this agreement」にチェックを入れて「Install」ボタンをクリックします。

Installation successful の画面が表示されるとインストールは完了です。「Finish」ボタンをクリックします。

Let’s get started 画面が表示されます。まず1台目のPCの設定をします。
すでに他のPCにMouse without Bordersをインストールしていますか?と尋ねてきますので「NO」のボタンをクリックします。

Almost done here… の画面が表示されシークレットコードとコンピューター名が確認できますのでこの画面を表示しておきます。

2台目以降のPCにもMouse without Bordersをインストールします。Let’s get started 画面が表示されます。すでに他のPCにMouse without Bordersをインストールしていますか?と尋ねてきますので「YES」のボタンをクリックします。

Just one more step and your computers will be linkd!の画面が表示されますので1台目のPCに表示されているセキュリティコードとコンピューター名を入力し「LINK」ボタンをクリックします。

Connecting…の画面が表示されます。1台目のPCと接続を試しています。

Success! You’re almost done here… と表示されると接続に成功です。「NEXT」ボタンをクリックします。

All Done. Nice Work!の画面が表示されます。「DONE」をクリックします。これで共有設定が完了しましたのでマウスとキーボードの共有ができるようになりました。

Mouse without Borders の使用感

マウスとキーボードの共有はスムーズでほとんど遅延もなく使用できるので、まるで同じPCのマルチスクリーン上で使っているかのようでした。テキストのクリップボードも気にすることなく同じPC上のコピペの感覚です。ただし、画像のクリップボードやファイルのドラッグアンドドロップは共有先のPCのディスクトップ上に「MouseWithoutBorders」フォルダが作られその中に保存されるので違和感を感じました。またコピーの時間も結構かかるようで本当にコピペ出来ているのか心配になりました。ファイルのドラッグアンドドロップは使わずにネットワーク共有のほうが安心して使えると思います。

高性能PCを1台購入してグラフィックカードを追加してマルチスクリーン化するとこで複数の作業を1台のPCに集中させるより、複数台のPCを駆使して作業用PC、閲覧用PC、動画編集用PCなど分担させるほうが効率的かつ安価に構築できますので、PCは複数台準備して「Mouse without Borders」アプリでマウスとキーボードは共有する方法をお勧めします。

Windows 7からWindows 10に無償アップグレードする方法

Windows 7のサポートは、2020年1月で終了となり2019年1月14日以降はセキュリティ更新プログラムや技術サポートが提供されなくなります。サポート終了が近づいた現在以下のようなポップアップ表示がされるようになりました。

「Windows10を入手」アプリからのWindows10への無償アップグレードは2016年7月29日に終了していますのでWindows10へのアップグレードするにはWindows10を購入する必要があります。(参照 : Windows 10 へのアップグレード: FAQ) ただし、実際にはメディア作成ツールを使うことで今でもWindows10への無償アップグレードができています。なぜ続いているかについての参考になる記事もありましたのでご覧ください。 (参考 : Windows 10への無償アップグレードキャンペーンはなぜまだ続いているのか?)

今回は、Windows10のメディア作成ツールを使ってWindows7からWindows10にアップグレードする方法について以下のようにまとめます。

  • メディア作成ツールを使ってWindows10のインストールメディアを作成する
  • インストールメディアからWindows10へのアップグレードを行う
  • Windows10にアップグレードした後の確認や注意点

メディア作成ツールを使ってWindows10のインストールメディアを作成する

Windows10のインストールメディアを作成する方法については、以下の記事の「インストールメディアの作成」の副見出しの部分を参考にしてください。

インストールメディアからWindows10へのアップグレードを行う

Windows10にアップグレードする前にアップグレードが失敗した時のことを考えて、データのバックアップを取ることをお勧めします。

メディア作成ツールで作成したインストールメディアを開き setup.exe を実行します。

準備中の画面になりますのでしばらく待ちます。

「Windows10のインストール」の画面が表示されます。内容を確認して「次へ」のボタンをクリックします。

「更新プログラムをダウンロードしています」の画面が表示されます。その後「PCをチェックしています」と「準備をしています」の画面が表示されますりで、しばらく待ちます。

「適用される通知とライセンス条項」の画面が表示されます。内容を確認して「同意する」をクリックします。

「インストールに必要な作業を確認しています」の画面が表示されます。しばらく待ちます。

「更新プログラムをダウンロードしています」の画面が表示されます。ダウンロードが完了するまで待ちます。

再度「インストールに必要な作業を確認しています」の画面が表示されます。「次の作業が必要です」と表示された場合は、Windows10と互換性のないアプリがアプリがありますのでそのアプリを削除するかそのままにしておくか各自自己責任で決め、残す場合は「確認」ボタンをクリックし「情報の更新」ボタンをクリックします。削除する場合は、コントロールパネルにある「プログラムのアンインストール」から手動でそのアプリを削除し「情報の更新」ボタンをクリックします。

その後「PCに十分な容量があるかを確かめています」の画面が表示されます。
しばらくすると「インストールする準備ができました」の画面が表示されます。引き継ぐ項目を確認して「インストール」をクリックします。

「Windows 10をインストールしています」の画面が表示されます。Windows10のインストールが始まります。

インストール中に数回再起動します。「更新プログラムを構成しています」の画面に変わります。

インストールが完了するとWindows10の「ようこそ」の画面が表示されます。

「デバイスのプライバシー設定の選択」の画面が表示されますので選択して「同意」ボタンをクリックします。

ディスクトップ画面が表示されるとWindows10のアップグレードは完了です。

Windows10にアップグレードした後の確認や注意点

アップグレード後に互換性アシスタントの通知が表示される場合があります。例えば以下のような通知が出たときは、Windows Live Essentialsが使用できませんので確認の上各自自己責任で削除します。

ディスクトップのピクチャーがなくなり真っ黒のディスクトップで使いずらくなることがありますので、設定を開き「個人用設定」-「テーマ」からテーマを変更します。

他にもプリンタが使えなくなることもありました。印刷ができるか確認しプリンタが使えない場合はプリンタドライバの再インストールをしてください。
Outlookの送受信した過去のメールが消える問題もありました。この場合、メールのデータはバックアップデータとして残っていますのでメールのデータをインポートしてください。

BIOSパスワードのかかったPCのパスワードを解除する

BIOSの管理者パスワードが設定されているパソコンのパスワードを解除するには設定している管理者パスワードが分からないと通常は解除できません。ネットで調べてみると解除する方法がありました。管理者パスワードを入力する画面で3回異なったパスワードを入力するとコードが表示されそのコードを解読するとBIOSにログインできるようになるようです。下記のサイトに詳細があり解除ツールもダウンロードできますのでご覧ください。

http://dogber1.blogspot.com/2009/05/table-of-reverse-engineered-bios.html

解除用のコードを表示させる

今回は、富士通 LIFEBOOK S935/Kを使ってBIOSのパスワードを解除します。メーカーや機種によって少し異なる部分がありますのでご了承ください。
パソコンの電源を入れF2キーを押しBIOSの画面を起動させます。「パスワードを入力してください。」と表示されますので以下のパスワードを順番に入力してください。

  • 3hqgo3
  • jqw534
  • 0qww294e

「システムは使用できません。」と表示されその下に6×4(24桁)のコードが表示されます。

表示されたコードを解読する

次に別のパソコンを使ってコードを解読します。Windows OSで解読する方法を説明します。
先ほどの解除ツールのあるサイトにアクセスし解除ツールをダウンロードします。富士通の6×4桁のコードは、Fujitsu-Siemens 6×4 decimal digitsですので「pwgen-fsi-6x4dec.py」をダウンロードします。
.pyファイルはPythonのスクリプトですのでこのスクリプトが動作するようにコマンドプロンプトから実行します。この時Anacondaがインストールしていない場合は「Anacondaをインストールする」をご覧の上インストールしてください。
コマンドプロンプトを起動し、環境変数PATHにAnacondaのインストールしたパスを設定します。

set PATH=%PATH%;C:\Users\ <ユーザ名> \Anaconda2

「pwgen-fsi-6x4dec.py」のPythonスクリプトを実行します。

python C:\Users\  <ユーザ名>  \Downloads\pwgen-fsi-6x4dec.py

※上記は、ダウンロードフォルダにダウンロードした場合のパスです。

6×4桁のコードを入力します。ハイフンの入力は入れても入れなくてもどちらでも構いません。

「The master password is:」と表示されますので表示されたパスワードを使ってBIOSパスワードが掛かったパソコンに入力してBIOSに入ります。
BIOSに入れましたら「セキュリティ」タブの「管理者パスワードの設定」でエンターキーを押し、「現在のパスワードを入力してください。」のところに表示されているパスワードを入力し「新しいパスワードを入力してください。」と 「新しいパスワードを確認してください。」 には何も入力せずにエンターを押します。
「終了」タブの「変更を保存して終了する」でエンターキーを押し終了します。これでBIOSの管理者パスワードを解除が完了です。

Anacondaをインストールする

Pythonを使う場合はPython本体をインストールした後にライブラリを個別にインストールする必要があります。その煩わしさを解消するために豊富なライブラリを含めた PythonをインストールすることができるのがAnacondaです。Anacondaをインストールするには以下のサイトからダウンロードしインストールします。今回使用するPythonのスクリプトは、バージョンが2.7で動作しますので「Python 2.7 version」をダウンロードして下さい。

https://www.anaconda.com/distribution/

ダウンロードしたファイルを開き実行します。「Next」ボタンをクリックします。

※執筆時のファイル名は Anaconda2-2019.10-Windows-x86_64.exe です。

ライセンス条項を読み「I Agree」ボタンをクリックします。

インストール先のユーザを決めます。ログイン中のユーザのみであれば「Just Me」、すべてのユーザの場合は、「All Users」を選択し「Next」ボタンをクリックします。

インストール先のフォルダを決めますが、通常は変更なしで「Next」ボタンをクリックします。

オプションを選択します。 通常は変更なしで「Install」ボタンをクリックします。

インストールが始まります。すべてインストールされると「Next」ボタンが有効になりますのでクリックします。

PyCharmのサイトの紹介が表示されますが今回は関係ないので「Next」ボタンをクリックします。

インストールの完了です。チェックボタンはすべて外して「Finish」ボタンをクリックします。

失敗しないクローンの作成方法

AOMEI Backupperを使ってディスククローンをすると正常起動しなかったり、起動しても後にOSのアップデートなどで失敗することがあります。以前「0xc000000f エラーで起動しなくなったWindows10を修復する」という記事を書きましたが毎回修復する作業を行うのは面倒です。そこで今回は、新しいSSDにWindows10をクリーンインストールした後にCドライブに相当するパーティションをクローンする方法で失敗しないクローンの作成方法をお教えします。

新しいSSDにWindows10をクリーンインストールする

クローンを作成したいPCからHDDを取り外し新しいSSDを取り付けます。Windows10のインストールメディアを挿入し電源を入れ、BIOSの画面を開きます。起動モードが「UEFI」になっている場合は「Legacy」に変更します。保存して終了します。後は、インストールメディアの指示に従ってOSのクリーンインストールを行ってください。

ここで注意しないといけないのは、OSのインストールがMBR形式のフォーマットになっている必要があります。BIOSで起動モードが「UEFI」の場合は、OSのインストールがGPT形式、 BIOSで起動モードが「Legacy」の場合は、OSのインストールがMBR形式になります。

OSのクリーンインストールが終わりましたら電源を切りSSDを取り外します。

Cドライブに相当するパーティションのクローンを行う

正常に起動するWindowsPCを起動し、クローン元のHDDと、クリーンインストールしたクローン先のSSDを接続します。
AOMEI Backupperを起動します。

左メニューのクローンをクリックして、パーティションクローンをクリックします。

ソースパーティションを選択します。今回は、ディスク1のFドライブがクローン元のCドライブに相当しますのでそのパーティションを選択し「次へ」のボタンをクリックします。
※クローン元がGPTかMBRは関係ありません。Cドライブに相当するパーティションを選択してください。

次に、ターゲットパーティションを選択します。今回は、ディスク2のIドライブがクローン先のCドライブに相当しますのでそのパーティションを選択し「次へ」のボタンをクリックします。
※クローン先がMBRであることを確認してください。GPTの場合はクローン後の起動で失敗しますのでOSクリーンインストールをやり直してください。

操作の続行の確認が表示されますので間違いがないか確認の上「はい」をクリックします。

操作の概要の画面になりますのでクローン先がSSDの場合は、「SSD 4Kアライメント」にチェックを入れて「開始」をクリックします。

パーティションクローンが始まります。パーティションの容量によってクローン時間は変わりますが1~3時間ほどでクローンが完了します。

クローン先のSSDをクローンを作成したいPCに取り付け電源を入れ起動します。
Windowsの起動を確認して正常に動作できている場合はクローンの成功です。