HDD・SSDのMFTを修復する

S.M.A.R.T. の値は正常で不良セクターがない場合でも、HDD・SSDの動作が遅い・おかしいということがあります。このような場合、MFT(
Master File Table )が壊れている可能性があります。MTFが壊れるとWindowsの動作が非常に遅くなったり、ファイルが消失したりアクセスできなくなったりします。

MFTとは

MFTとは Master File Table の略であり、ファイルやフォルダの属性、名前、ディスク内のデータ領域のどこに実際のデータが保存されているかが保存されている領域です。

MFTの修復

チェックディスクで回復できることがありますがファイルが消失する可能性があるため、まずHDD・SSDを取り出して別のPCに繋いでデータのバックアップを取ってください。
その後、コマンドプロンプトを起動して chkdsk f: /r を実行します。(f:はチェックディスクをするドライブを指定)

チェックディスクが終わりましたらHDD・SSDを元のPCに戻し起動確認をしてください。
症状が改善されない場合は、一度HDD・SSDをフォーマットし直してOSのリカバリを行ってください。